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もし「ガイジン」が上司になったら

2011/10/12 : Book
もし「ガイジン」が上司になったら
マイケル・コーリー
ディスカヴァー・トゥエンティワン
日本で外資企業のマネジャーをつとめてきた著者だからこそ書ける、 欧米人上司とうまくやっていくコツと 異なる文化の中で能力を最大限発揮する仕事術。 上司がよく使う英語フレーズ、面談や電話会議での英語など すぐに役立つ英語の例文も満載!

2006年に国内企業から外資系企業に転勤したとき、ある程度予想はしたものの、そのカルチャーの違いにいちいち戸惑い、慣れるまでにわりと時間がかかりました。

とはいえ、予備知識があるとないとでは大違い。
転職前にこの本に出会っていればまた少しは違ったかも、と思いました。

文化の違いを学びながら、実践的な英語フレーズも学習できるので、海外の顧客や同僚とやりとりすることがある国内企業の方にも役に立つ内容かと。


外資系企業で働く人は一読しておいて損はない一冊だと思いました。

iPad on Business

2011/08/31 : Book Mobile
iPad on Business
大木 豊成
翔泳社

iPad on Business(AppStore)

iPadは、iPhoneよりも画面サイズが大きく、できることがより増えていることから、比較的年齢が高めの40代がメインの購買層になっています。本書は、主な購買層となるM2層のサラリーマンや企業経営者向けに、iPadの概要とビジネスにおける活用術や、iPadそのものが持つビジネスチャンスの可能性などを紹介しています。各界における著名人のiPad活用術、これからの展望も含んでおり、iPadを仕事で活用したい人はもちろん、iPadを使ったビジネスチャンスのアイデアまで、ターゲットとなる層が知っておくべき知識をこの1冊で網羅。

iPadをビジネスにどう活用するか?という議論や検討は昨年から各企業でいろいろと試行錯誤され、さまざまな場面で活用されつつあります。

しかし業種や業務によっては
「なんか使えそうだけど使えない」
というケースも多いのも事実。

こんなときは他の人の使い方や導入事例を参考にするのが近道になることも。

昨年自分が業務へのiPad導入トライアルの担当になったときに読んでみて、なかなか参考になった書籍の1冊が電子書籍化したので、紹介します。
アプリの紹介などではなく、実際にどのような形でiPadを使うか、ということが紹介されているので、新しいアイデアのきっかけになるかと。

iPadをビジネスでどう活用するか、という課題に直面している方には良い一冊。

マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。

2011/08/08 : Book

大企業の経営者は何を考えているのか?
そんな疑問に答えてくれる一冊。

日本のマイクロソフトの責任者としてだけではなく、巨大なマイクロソフトという怪物企業を牽引するスティーブ・バルマーのエピソードも興味深かったです。

来日時も休憩時間や土日を惜しんで仕事に打ち込むバルマーの姿を見て衝撃をうける筆者。
世界トップ企業でありながら、その地位に甘んじることなく、その地位を維持し、さらに企業として成長することに、マイクロソフトのトップが全力で取り組むその様子は、何故現在マイクロソフトがIT市場で今のシェアを保っているのかを納得できるエピソードです。

そして各国のマイクロソフト社長も同様のハードルを課せられます。
いくつもの達成指標を「全て重要」とバルマーに提示され、さらに毎年「成績表」をつけられて評価されるということからは、この企業で「社長」という地位に立つことの意味と重要さ、そしてその責任の大きさが分かります。

こういう本を読んで、自分の会社と比べて「だからウチの会社はダメなんだ」と文句を言うことは簡単ですが、そうではなくてこういう本から学べるところを自分のビジネス、自分の職場に吸収して成長の糧としていくことが重要かと。

「宇宙の迷路」 刊行記念イベント

2011/08/03 : Diary Book
宇宙の迷路
宇宙の迷路
posted with amazlet at 11.08.02
香川 元太郎
PHP研究所

ベストセラー「遊んで学べる」迷路シリーズの第8弾!
精緻に描かれた宇宙の世界には、さまざまな迷路やかくし絵が仕掛けられている。そうした迷路やかくし絵に挑戦しながら、「宇宙基地」から「謎の惑星」までを宇宙旅行する。ゴールに到達するためには「魔法の石」を10個みつけなければならない、という設定だ。
具体的には、「宇宙基地」「春と夏の星座」「宇宙ステーション」「月の世界」「太陽系」「もえる太陽」「火星探検」「土星のリング」「星の一生」「はるかな銀河」「謎の惑星」の12場面がある。
「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、遊び感覚で覚えられる。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、時代の寵児である宇宙飛行士たちが似顔絵で登場している点も見逃せない。
迷路と謎解きの旅に、さあスタート!

息子も親も一緒になって楽しんでいる迷路シリーズの新刊発売記念イベント夏休み特別企画『宇宙の迷路』刊行記念 香川元太郎さんと『宇宙の迷路』で遊び、宇宙について学ぼう!に参加してきました。

作者である香川元太郎さん、その監修をされたという国立天文台縣秀彦准教授、そしてJAXAの的川泰宣名誉教授が出演されるというイベントです。

PHP研究所にお勤めの知人の紹介で参加できることになりました。

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葉桜の季節に君を想うということ

2011/06/23 : Book
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

2003年度の「このミステリーがすごい!」第1位、「本格ミステリ・ベスト10」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第2位、「第4回本格ミステリ大賞」小説部門受賞、「第57回日本推理作家協会賞」長編および連作短編部門受賞と、各所で話題になった一冊。

ミステリーというジャンルは、真実が分かった時に読者としてどれだけの衝撃を受けることができるか、というのが一つの指標になりえますが、この作品は凄かったです。

文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う「叙述トリック」という手法がありますが、その叙述トリックの中でも最高峰に位置すると思いました。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、人間の先入観をうまく利用して、読者の想像力を作者の意図通りに導いていく展開は見事の一言。

そういう内容であるからこそ、映像化は難しいだろうなー、という内容でもあります。


と、詳しく説明できないのが非常にもどかしいです。


以前紹介したイニシエーション・ラブが好きな方にはオススメの一冊。

鋼の錬金術師

2011/06/10 : Book
最強ダークファンタジー完全版、ついに登場! 失った全てを取り戻すため──エルリック兄弟の旅が始まる!

禁忌とされる人体錬成を行った二人の兄弟、エドワードとアルフォンス。絶望の淵に立たされながらも、全てを取り戻そうと決意した兄弟の旅が今、始まる──。大人気ファンタジー作品ついに完全版で登場。荒川弘氏描き下ろしカバーに加え、雑誌掲載時のカラー原稿を完全再現し、01・02巻同時発売!!

これまで自分の中の漫画作品ベスト1は「寄生獣」だったのですが、それを覆す作品に出合いました。

連載当初、コミックスを3巻くらいまで読む機会があり、
「これはなかなか面白そうだなー」
と思っていたのですが、連載誌が「月刊少年ガンガン」ということもあり、コンビニなどで立ち読みしてストーリーを後追いすることが出来なかったのでそのままスルーしてしまっていました。

しかしそのあとアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」が始まったので、これは良い機会だと第一話から観始めると、あっという間にハマってしまいました。

アニメの作画・演出・声優のクオリティが高いのもあったのですが

  • ストーリーの完成度
  • 世界観
  • キャラクターの魅力
  • 無理のない展開
  • ゾクゾクするようなドラマ
  • 笑いあり
  • 涙あり

と、最初から最後まで文句のない作品でした。
主題歌も良かったですね。

そんなアニメが最終回を終えて「あー、面白かったなー、原作も一から読み返したいなー」と思っていたのですが、なかなかその機会もなかったところに、妻がなんと全巻借りてきました。


いやー、面白かった!
これ間違いなく自分の中のナンバー1コミックスです。

ONE PIECEも大好きなのですが、アニメがいまいち好きになれないとの、まだ物語が完結していないので、正直現時点では評価ができないところ。

それに比べ、この作品は物語の尺としてもちょうどよく、そして最初から最後まで物語がちゃんと構成されたうえで描かれているので、長期連載作品にありがちな矛盾もなく、エンディングまで流れるようにストーリーが進んでいく様が気持ち良いです。

最終巻を読んだ後の読後感は最高でした。


完全版がこれから発売されるので、これを機に買っちゃおうかなー、どうしようかなー、と悩んでいるところです。


同作者による、現在週刊少年サンデーで連載している「銀の匙 Silver Spoon」も面白いです。

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SEの教科書 【完全版】

2011/03/23 : Book
SEの仕事の成否を分けるのは、コミュニケーションとマネジメントだった!業務システム開発の本質は「人」にあるということをいち早く見抜き、20年以上にわたって開発プロジェクトを次々に成功させてきた著者が、その成功の秘密を公開するSE必読の書。2006年の初版発行以来、増刷に増刷を重ね、No.1マニュアルとして全国のSEから絶賛されてきた『SEの教科書』が、続編『SEの教科書2』とあわせて改訂・完全版で登場。

久々にパッケージ導入ではなく、スクラッチ開発+パッケージ導入というプロジェクトを手掛けることになり、再読。
コミュニケーションが肝のプロジェクトなだけに、いろいろ改めて勉強になりました。

こういう類の本は一回読んで終わり、ではなく、ことあるごとに読み返すと頭にしっかり入ってくるので、またプロジェクトが進んで来たら再度開いてみたいと思います。

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『100かいだてのいえ』のひみつ

2011/02/15 : Diary Book

武蔵野市立吉祥寺美術館に「『100かいだてのいえ』のひみつ-岩井俊雄が子どもたちと作る絵本と遊びの世界展」を観に行ってきました。

100かいだてのいえ
100かいだてのいえ
posted with amazlet at 11.02.15
岩井 俊雄
偕成社
ちか100かいだてのいえ
いわいとしお
偕成社

メディアアーティストである岩井俊雄さんがお子さんの出産を機に「いわいさんちのパパ」として手作りのおもちゃや遊びを精力的に生み出し始め、そして絵本「100かいだてのいえ」を制作。
その岩井さんの絵本制作のプロセスや、子供のために作ったおもちゃなどの展示を中心としたものです。

展示の様子は岩井さんのBlogの100かいだてのいえのひみつ展は会期後半へという記事に写真などが出ています。

しかし手作りのおもちゃのクオリティの高いこと!
高いお金を出して既製品を買うよりも、「自分だけのオリジナルのおもちゃ」の方が子供も喜ぶだろうなー、と思いました。

確かにうちの息子も妻が作ったお金とかでよく遊んでるので、これからは自分もいろいろ作ってみよう!と刺激を受けました。

あと絵本の製作過程にも感心。
「100かいだてのいえ」は10階毎にいろんな動物の住まいが紹介されているのですが、そのアイデアの構築プロセスや詳細を詰めていく過程が興味深かったです。

そして手書きの絵をデジタル化してPhotoshopで色付けした後、色鉛筆で手書きで仕上げることでぐっと「絵本」っぽい温かい絵になっているということにも感心。
最後のひと手間がプロの仕事なんですね。

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ちなみにこの日のランチは美術館のあるコピス吉祥寺にあるオーガニックハウスにて。
バイキングではないけど、好きなものを好きなだけ盛り付けられ、しかも料理のクオリティが高くてリーズナブルで良かったです。

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告白

2011/01/21 : Book
告白
告白
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湊 かなえ
双葉社
愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。

幼い娘を自分の教え子に殺された、という女教師の独白からはじまる、衝撃的な作品。

全ての章が、登場人物たちのモノローグで構成されているいうという面白い作りの小説でありながら、それぞれの人物の相関関係や心理を見事に描いています。

あまりいろいろ書くとネタバレになりそうですが、登場人物たちの愛憎渦巻くやりとりが緻密に用意された伏線を回収しながらクライマックスに向かっていく様子にどんどん引き込まれ、一気に読んでしまいます。

映画化された方は見てないのですが、こういう心理描写を映像でどう表現しているのかはなかなか興味深いです。

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生活

2010/08/09 : Book
生活【完全版】 (モーニングKCDX)
福満 しげゆき
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 ご町内バトル完結!
5 小規模な生活
5 これは福満先生の最高傑作である
5 未完の名作ついに完結
5 とにかく読んでいて面白かった
とある「郊外の街」に暮らす青年・オレ。<自分自身>と<毎日>に納得いかない鬱屈を抱えていたオレは、同じ想いを抱く仲間と出会い、そしてある計画を思いついた。それは……町の悪を成敗する活動! 「未完の傑作」と呼ばれた、福満しげゆき初の長編ストーリーマンガ、堂々完結!

僕の小規模な失敗」及び「僕の小規模な生活」でエッセイマンガ家としての地位を確立した、福満しげゆきによる長編マンガ。

ガロなどに掲載されていた短編などから、シュールでアングラなストーリーが展開されるのかと思いきや、良い意味で期待を裏切られました。

「僕の小規模な生活」で連載を続けているせいか、描写力やコマ割りが良い意味で「メジャーっぽく」読みやすくなり、またストーリーも作者独特の「社会的弱者」をメインに据えた視点でシリアスなギャグを小気味良く展開します。内容も荒唐無稽とリアリズムのバランスを上手くとりながら、テンポ良くかつワクワクドキドキしながら進んでいきます。

1巻完結ながらも、良質の映画を観た後のような心地よい読後感があり、何か面白くてサクっと読める作品を探している方にはお勧めの1冊です。

なんかそのうち映画化しそうな内容だなー、とも思いますが、それはそれで楽しみです。

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