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Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック

2007/07/17 : Book


■“Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック”がついに書籍化だよね! Tech総研

「IT業界」という言葉は一般化しても、SEというお仕事はまだまだ理解されがたいもの。
「SEはお金持ち」「SEはアキバ系」など、周囲の誤解にこっそり涙した方も多いのでは?
そんな「IT業界の勘違い」を、現役SEであり漫画家でもあるきたみりゅうじさんが、約1年半に渡って描いた人気連載がこのたび書籍化されました。
新たに読者エンジニアの生声や、人気エンジニアブロガーとの対談も掲載。
さあSEのみなさま、こちらを読んで周囲の勘違いに果敢に立ち向かいましょう

先日対談させて頂いたきたみりゅうじさんの本が発売となりました。

Tech総研での連載、「Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック」をまとめたものなのですが、連載時にTech総研に寄せられた読者の声やきたみさんと現役エンジニアとの対談などが掲載されており、追加要素でも楽しめる内容に。

特に目玉は「現役エンジニアの対談」と言う部分。
何が目玉かと言うと

「現役エンジニア対談その1 O.K.Z.さんの場合」

というタイトルで、2ページに渡って先日の座談会の様子が自分ときたみさんの対談、という形で収録されています!!

ファンとしては嬉しすぎるこの状態。いやー、その2ページばかり読んでしまいます(笑)。

もちろん本編もきたみさんならではの軽妙な語り口でありながらも、実際にリアルな業務・勤務の実態が窺い知れる内容になっているかと。

実際にSEとして働いている方が、自分が他の職種の人からどのように見られているのかを客観的に見るだけでなく、家族・知人に読ませてSEという職業の実態を知ってもらうほか、これからSEを目指す人にも良い一冊だと思います。

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僕たちの戦争

2007/06/04 : Book
4575510866僕たちの戦争
荻原 浩
双葉社 2006-08

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“根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった! それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが……。おもしろくてやがて切ない、愛と青春の戦争小説。

現代の若者が戦争の中で、戦時中の若者が現代で、それぞれ生き、悩み、考え、自分のすべきことを見つけ出す。

どちらも時にはコミカルでありながら、分かりやすく書かれているのですが、その内容は深く、重く、サクサク読めるのに何か大きな課題を与えられているような気分になりました。

よくあるテーマではあるのですが、読み始めるとすぐに独特の設定と説得力のある文章に引き込まれます。戦争、敗戦という記憶を持つ人たちが少なくなっている今だからこそ、こういう本が読まれるべきだと思った一冊。

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神様からひと言

2007/06/01 : Book
4334738427神様からひと言
荻原 浩
光文社 2005-03-10

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大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。

前の会社に新入社員として入社したときに「オアシス運動」というのがありました。

「おはようございます」
「ありがとうございます」
「失礼します」
「すみません」

ちょっと記憶が怪しいけど、確かこんな感じだったかと。

業務知識も社会人としての基礎もない新卒社員にまず最初に叩き込む基礎の基礎としてはシンプルで良いものだと思ってました。

しかしこれが中々出来ない人もいます。頭では分かっているつもりでも、気持ちが入ってないとわかるもの。特に「すみません」というのは他の3つと違い、「自分のミスを認める」という場面で使うことが多い言葉であるため、奥が深いと思います。
冷静でありながら心をこめた「すみません」を言えるようになると仕事の幅やビジネスの上での人間関係がぐっと広がると思います。

この本の主人公「涼平」も最初は仕事の上での「すみません」を言えなかった一人。しかし理不尽な社内方針や一般消費者からのキツいクレームを受けて苦労しながら成長していく様は、会社という組織で働く人間なら思わず応援してしまいたくなるシチュエーション。

そんな主人公を取り巻く面々もこれでもかという曲者揃いで、彼ら一人ひとりのエピソードもしっかりと描かれているので、物語全体に広がりと説得力が出ていました。


一人の人間の成長をライトな文体でありながらも、深く描き出している傑作。毎日謝ってばかりでイヤになってる人とかは読むと良いかも。

ちなみにドラマとかなってそうだなー、と思ったら既にドラマ化されていた模様。

ドラマW 神様からひと言|WOWOW ONLINE

主人公のイメージは少し違いますね。しかし主人公以外のキャストは原作のイメージに近い感じのナイスキャスト。

白夜行

2007/05/29 : Book
4087474399白夜行
東野 圭吾
集英社 2002-05

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19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。
(Amazonより)

後書きにもあるとおり、何を考えているか、一切描かれない2人の主人公。
2人の行動のみが周囲の人物の視点から語られることで、主人公にも関わらず異様な雰囲気をまとった存在であることが殊更に強調されています。

また、パソコン黎明期やスーパーマリオブームなど30代前後の人間にとって懐かしい時代が舞台になっており、それもまたより一層物語に入り込める一因となっているかと。

時代を越えて次々と起こる出来事の一つ一つが絡み合い、新たな因果を生み出していく様は、単なるミステリー小説ではなく、壮大な大河物語を読んでいる気分に。

罪が罪を呼び、不幸の上にかりそめの幸せが築かれる様は人間の業そのものなのかと考えさせられる一冊。

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座談会レポート:Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック

2007/05/09 : Book

以前「Tech総研フリークが贈る「読まずに死ねるか」15選」や「Tech総研フリークの編集会議「俺の企画どうよ?」といった企画に参加させていただいたTech総研の連載中の「Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック」。

そのTech総研内のの連載が書籍化の予感、ということでその書籍に収録予定の現役SEとの対談のお誘いが。
二つ返事で参加してきました。

ちなみにこの連載作者のきたみりゅうじさん。
SEのフシギな生態SEのフシギな職場新卒はツラいよ!パソコンマナーの掟とレビューを書いている通り、自分はただのファンです(笑)。


自分の他には(・∀・)イイ・アクセスの管理人UG-Kさんが参加。
Tech総研スタッフの方を交えて、今までの連載の内容や、今までのSEとしての経験談など、楽しくお話させていただいき、予定の2時間があっという間でした。

ここで話の詳細を書いたらつまらないので、内容は発売後の書籍やTech総研のレポートなどでお楽しみ下さい。

話の内容がお役に立てたかどうか不安ですが、いろんな話をしていく中で自分を振り返ることもでき、「あぁ、自分は結構いろんな経験してるなぁ」と思うことで、まだ転職して半年そこらの今の職場でももっと今までの経験を生かして積極的に仕事に取り組もう、と自らを省みることができたのは意外な収穫でした。


最後には厚かましくも書籍にサインいただきました。
どの本に頂こうか迷ったのですが、一番読み倒した「SEのフシギな生態」にいただくことに。

きたみりゅうじさん : 2007/05/08

きたみさんは「全部持ってきてくれても良かったのに」とおっしゃって下さったので、今度お会いする機会があれば、全部持って行こうかと(笑)。

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アンパンマンの遺書

2007/04/25 : Book
4000000640アンパンマンの遺書
やなせ たかし
岩波書店 1995-02

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絵本にアニメに不思議な人気を誇るキャラクター.戦中派の作者が,風変わりな4コマ漫画の人生を語る.銀座モダンボーイの修業時代,焼け跡からの出発,長かった無名時代……アンパンマンの顔に隠されたもう1つの戦後漫画史.
(Amazonより)

この本を読む前に「嫌われ松子の一生」を読んだのですが、それと比べられないくらい凄い人生。そもそも小説と自伝を比べるということ自体あまり意味の無い比較なのですが。

とにかくアンパンマンができるまで、作者がどんな経験をしてきて、何を考え、どういう過程で生まれたのか。
ただの勧善懲悪の子供向け作品ではなく、そこには作者の苦悩や願いが込められているということが伺い知れます。

あらすじなどについては、下手にここで記述するよりも以下の記事が詳しいかと。

■愚仮面 - アンパンマンができるまで その1
■愚仮面 - アンパンマンができるまで その2
■愚仮面 - アンパンマンができるまで その3
■愚仮面 - アンパンマンができるまで その4


ともあれ、アンパンマンというキャラクターに対する作者の思いとその人生に触れ、読んでるうちに自然と涙が。

アンパンマンという作品に対する見方が変わる一冊です。


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死者の代弁者

2007/01/09 : Book
4150108846死者の代弁者〈上〉
塚本 淳二
早川書房 1990-09

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4150108854死者の代弁者〈下〉
塚本 淳二
早川書房 1990-09

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宇宙に進出しはじめた人類が初めて遭遇した地球人以外の知的生命体、それが昆虫型異星人のバガーだった。だがコミュニケーション不足のため戦争となり、最終的には双方の種族に不幸な事態を招いてしまった。その事件から3千年、銀河各地に植民して領土を広げていった人類はついに第二の知的生命体に遭遇した。あらたに発見した惑星ルジタニアに入植しようとしたところ、森に住んでいる動物ピギーが高度の知性と能力を持っているとわかったのだ。今度こそバガーのときのような過ちは繰り返すまい…。人類はピギーと慎重に交渉しはじめたが。
(Amazonより)

エンダーのゲーム続編。エイリアンと戦う、という分かりやすい目的のために少年エンダーが苦悩し、成長した前作とは趣が異なり、今度は異種との遭遇及びコミュニケーションがテーマとなっている作品。

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石田徹也遺作集

2006/12/26 : Book
4763006290石田徹也遺作集
石田 徹也
求龍堂 2006-05

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「何かずーっと描いてて、描くのが僕だったと思う。描かないと僕じゃないような…」 驚愕の世界を描き続け、31歳で急逝した著者の創作活動10年の軌跡。
(Amazonより)

独特の作風で強烈なインパクトを残す作品を残し、若くしてこの世を去った石田徹也の遺作集。

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親切なクムジャさん SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE

2006/12/15 : Book
4043572123親切なクムジャさん SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE
大石 圭
角川書店 2005-10-25

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13年間無実の罪で刑務所に入れられていた美しき女・クムジャが出所する。服役中、誰に対しても優しい微笑みを絶やさず「親切なクムジャさん」と呼ばれていた彼女だが、自分を陥れた男に復讐するため計画を開始する
(Amazonより)

映画の方は見てませんが、「呪怨」などで有名なホラー作家である大石圭によるノベライズ版、ということで読んでみました。

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親指さがし

2006/12/13 : Book
4344407172親指さがし
山田 悠介
幻冬舎 2005-10

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「親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をもとに、武たち5人の小学生が遊び半分で始めた、死のゲーム。しかし終了後、そこに由美の姿はなかった。あれから7年。過去を清算するため、そして、事件の真相を求めて、4人は再び「親指さがし」を行うが…。女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いと恐怖のノンストップ・ホラー。
(Amazonより)

映画化した原作、ということで山田悠介作品を初読。期待通り怖かったです。

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