エンダーのゲーム(映画)

エンダーのゲーム ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2014-05-21)
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映像化は不可能と言われ続けてきたSF小説の金字塔『エンダーのゲーム』を、ハリソン・フォード、エイサ・バターフィールド、ベン・キングスレーら豪華キャスト・スタッフが集結し遂に映画化。少年戦士たちの無重力バトルや、大艦隊による宇宙最終戦争、その迫真性とスケール感を表現する迫力満点の映像美―。宿命を抱えた少年の成長物語と壮絶な戦いを描くSFアクション・エンターテイメント作品

以前(もう8年前!)に原作のレビューを書いた「エンダー」シリーズの第一部が映画化!
小説執筆当初の1985年は映像化が困難と言われていたようですが、技術の進歩によって満を持しての映像化!
これは期待!と思って視聴したら期待以上の出来でした。
「敵のゲートは下だ」という名台詞ももちろんバッチリと。
ストーリーだけ見ると、良くある少年が主役のSFもののように思えますし、途中で主人公が戦う自信をなくしたりするのは今となってはお決まりの展開ですが、「エンダーのゲーム」というタイトルの本当の意味が分かった時の衝撃は是非味わっていただきたいです。
勿論ストーリーを知っていても、原作の雰囲気を現代のテクノロジーでリアルに映像化しているので、ワクワクします。
SF好きの方には「超」お勧めの一本。


原作ファンとしては、小説版を再読したくなる出来でした。また、映画観たあとにより細かい設定などを知りたい方は是非一読してみてください。


今回映画ではあまり目立った出番がなかったですが、エンダーの右腕として存在感の大きなビーンが活躍する、こちらもお勧め。

尚、この「エンダーのゲーム」はこの後続く壮大な宇宙を舞台にした「生き方」の物語のイントロですので、この作品が気に入った方は是非続編でその後のエンダーの活躍を楽しんでもらいたいと思います。
絶版していて中古でしか手に入らないものもありますが、この映画人気で再版されることを期待しています!
図書館にもあると思うので探してみてください。

死者の代弁者〈上〉 死者の代弁者〈下〉 ゼノサイド〈上〉 ゼノサイド〈下〉 エンダーの子どもたち〈上〉 エンダーの子どもたち〈下〉 シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉 シャドウ・オブ・ヘゲモン〈下〉 シャドウ・パペッツ
尚この後もエンダーシリーズは続々と出版されているのですが、翻訳されているのは「シャドウ・パペッツ」までの模様。
続きが気になるので、頑張ってKindleで英語版を読もうかと思っています。