娘さん、就学決定
先日6歳になった娘さんですが、2月末の生まれ+ダウン症候群ということもあり、幼稚園でも周りの子に付いていけないのでは、ということで1年遅れ(年中の歳の時に年少に入園)で通園していました。
それが本人にもマッチしており、生後まもなくよりずっと通っている愛児クリニックでも、就学猶予を行うことで、本人にも余裕が出来、その後の発達が伸び易いとのコメントをもらっていました。
就学猶予(しゅうがくゆうよ)および就学免除(しゅうがくめんじょ)とは、教育委員会が学齢期に達した子の保護者に対し、その子を学校に就学させる義務(就学義務)を猶予または免除することである。日本では学校教育法第18条がこれを定める。
また、知り合ったダウン症のあるお子さんが就学猶予をしたことのある方にも何名かお話を聞いて、娘さんも就学猶予をすることで、本人の就学の準備を整え、入学後の学力の向上を期待するという面でも、就学猶予を前提に検討していました。
夏頃から市の教育委員会にも相談をしていたのですが、本来就学猶予は
病弱、発育不完全その他やむを得ない事由のために就学困難と認められる
という位置づけのものであり、娘さんのようなケースには当てはまらず、認められるのが難しいだろうという事でした。
また、就学猶予という制度そのものも、学校側が受け入れ態勢がないために実施されていたものが殆どで、今のように支援級や支援学校などの制度が整った状態では、殆ど事例がないというのもその理由の一つとのことでした。
しかし何度夫婦で話し合っても、彼女のためには就学猶予がベストという結論に至ったので、愛児クリニックの飯沼先生の診断書を添付して就学猶予申請を出したのですが、承認されませんでした。
ここに至るまでに教育委員会の担当者と何度も話し合いをしており、こちらの要望がしっかり伝わっているかと思っていたのですが、甘かったです。行政の壁は厚かった。
しかしその後、急遽支援級のある小学校の校長先生&担当の先生方と面談し、見学に行きまた再度先生のお話を聞いたところで、少し考えが軟化してきました。
この段階で支援級に入るのも悪くなさそうだし、今の娘に合わせた学習や成長のサポートをしてくれるという安心感が生まれたのがその理由。
本来は 就学猶予⇒通常学級 というルートで彼女の成長を促進したかったのですが、今の段階で通常学級に入れるのはかなり本人に無理をさせてしまうし、現時点でとれるベストな選択肢がこれかなという結論になったので、4月からは小学校の支援級に通わせることに決定しました。
しかし、年長を経験してないので、卒園というプロセスを経験しない状態で入学することに。
本人はどう思っているかというと
「いちねんせい、なる!」
とやる気満々(笑)。
そして
「いちねんせ~になった~ら~♪」
と歌ってウキウキしています。
ここ数週間、親はどうするか無茶苦茶悩んでいたのですが、親の心子知らずというか、頼もしいというか…
ともあれ、4月からピカピカの1年生です!
こうなった以上は、思いっきり学校生活を楽しんでもらいたいと思います。
親も子も頑張ります!
…あ、ランドセル買わなきゃ!
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心配なのは、長男の小学校には支援級がないため、長男と違う小学校に通う事。
行事が被らないように、年間行事予定の配布をビクビクしながら待っています。