遊星からの物体X
2008-09-19
南極に飛来したエイリアンが蘇生し、次々と観測隊員たちに襲いかかっては、その身体を乗っ取っていく。隊員たち(カート・ラッセル、キース・デヴィッド、ウィルフォード・プリムリーほか)は、仲間の中にエイリアンがまぎれこんでいるかもしれないと疑心暗鬼になっていき、ついに血液検査が行われるが…。
ジョン・カーペンター監督によるSFホラーの名作。
南極観測基地という隔離された環境で迫り来る恐怖と絶望という鉄板のシチュエーション。見せ方が上手く、最後まで緊張の持続したまま物語が展開していきます。
内容としては、観測隊員たちが次々とエイリアンに乗っ取られていくのですが、その乗っ取られた犬や人間の造形が秀逸。漫画「寄生獣」などは明らかにこれらを参考にしているんだろうな、と思われ。冨樫義博もこんなデザインのクリーチャー書いていたような?
とにかくエイリアンとかそういうのが好きな人は楽しめる作品かと。
2009年にリメイク版が公開の予定とのこと。