消える中間管理職

消える中間管理職 10年後に生き残る働き方
780円
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IT革命とグローバル化によって、20世紀型の工業社会は21世紀型の「知識社会」へと変貌を遂げた。この時代のビジネスでは、上司と部下の間で情報を伝達するだけの中間管理職は必要とされない。情報から価値を生み出すことができる「ゴールドカラー」だけが求められているのだ。今を生きるサラリーマン必読の書。

上記引用がこの本の要旨の全て。つまり旧態依然としたピラミッド型組織の接着面でしかなかったようなポジションは今や不要、という話です。
サラリーマン残酷物語のレビューでも書きましたが、会社に依存するのではなく、会社にとって有用な人材とは何かを自分で考えて仕事が出来る人である必要があるのかと。
ただの事務職でしかない「ホワイトカラー」ではなく、真の知的労働者である「ゴールドカラー」というのが、今後ビジネスの競争社会で生き残っていく、というのがこの本の主張で、言いたいことは分かるのですが、どうも「ゴールドカラー」っていう言い方が安っぽく感じて違和感がありました(笑)。