震災復興ボランティアにいってきました

会社とピースボートがコーディネートした、東日本大震災による被害を受けた地域に対する、復興ボランティア活動に参加してきました。
今回は「レポートチーム」と「漁業復興支援チーム」の2チームに分かれての活動でした。

前日は会社の講演会が仙台であったので、講演会終了後、仙台駅付近のホテルにチェックイン。
一緒にボランティアに参加する数人と誘い合い、夕飯には定番の牛タンを。
牛タン定食
普段牛肉は食べないのですが、まぁせっかくの名物だし、ということでこの日は解禁。
旨かったです!
そして翌日の朝食&昼食をコンビニで購入してホテルへ。

そして翌日は朝6:30にホテルロビーに集合。
ホテルは朝食つきのプランでしたが、この時間では当然朝食は食べられません、ということで仙台からバスで移動しながら前日に買っておいた朝食で腹ごしらえ。
石巻市内に到着したところで、ピースボートの拠点へ。
ここでピースボートのボランティアコーディネータの方と合流し、また長靴や手袋など、作業に必要な装備をレンタルすることに。
手袋などは持参してきたのですが、長靴はかさ張るので持ってこなかったため、借りることに。
まだまだ被災地は地域によっては地面にいろんなものが落ちている可能性があるとのことで、鉄板入りの靴底も一緒にレンタル。
ちなみに石巻市の市街地の様子ですが、一件普通の街並みなのですが、あちこちにまだ地震/津波の影響がみてとれました。
窓ガラスが割れ、泥が入り込んだままの建物もちらほら。
流石に市街地なので、写真を撮るのははばかられたため、画像はありません。

そして女川町へ。
こちらは町全体がごっそり津波でやられたとのことで、被災した建物はほぼ撤去済みでした。

しかしその中でも、津波で土台から持っていかれた建物が二棟あり、津波研究のために撤去せずに残しているとの事。
津波の勢いの凄まじさが窺い知れます。

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そして「きぼうのかね商店街」へ。
今回「レポートチーム」のミッションは、この商店街を取材し、Webサイトを作成すること。
女川町の「きぼうのかね商店街」。復興の重要なポイント。
流されてしまった女川町の商店の代わりに、木造仮説商店街としてつくられたとのこと。
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ここでまた再出発する店舗が集まっています。
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「レポートチーム」と別れ、「漁業支援チーム」は牡鹿半島東部にある谷川(やがわ)地区へ。
人口140名の漁村がすべて流されてしまったそうです。
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この地区での名産はホヤ
15件のお宅がここに作業場所を構え、ホヤの養殖をはじめとし、漁業の復興を行っています。
ちなみに電気が通ったのがこの作業日の一週間前、ということでした。水道はまだです。
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運の良いことに、ホヤの幼生が付着した牡蠣殻の棚を水揚げするところを見せていただきました。
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これがあと2-3年で親ホヤになるそうです。
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そして我々「漁業支援チーム」のミッションは、このホヤの幼生が付着するための牡蠣殻の棚を作成すること。
何せ一から産業を興すことに等しいので、労働力が足りない、ということでピースボートがボランティアを紹介してお手伝いをしているとのこと。
この大量の牡蠣の殻を
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選別して穴を開け、このように紐を通します。
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最終的にはこのような塊に。
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作業場所はこのテント。
これはお昼休憩のとき。
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ホタテの養殖もやっており、今朝取れたばかりのホタテの味噌漬けをいただきました。
プリプリしてて超美味しかったです!
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最終的にこの日は前述のような牡蠣棚を5人で160本作成しました。
でもベテランになると、この量を殆ど一人でこなしてしまうらしいです・・・。

レポートチームと合流し、またバスでホテルへ。
道中では瓦礫や津波で流された車が所狭しと並べられているところがあり、まだまだ本当の復興には時間と労力がかかることを思わせられました。
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やはり報道だけでは分からない被災地の空気というものがありますね。
今回は貴重な体験ができました。

本来は2日間の作業だったのですが、自分は予定があったのでこの日の作業だけで東京にもどることに。
せっかく作業に慣れてきたところだったので、名残惜しかったです。
帰りの電車ではホヤをつまみに一杯。
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ちなみに自分たちが作成した棚に着いたホヤが育ち、食べられるようになるにはあと3年くらいかかるとのこと。
3年後にはホヤを食べにまた来たいと思います。
というか3年後といわず、今後も機会をみつけて是非また活動に参加したいと思いました。

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