ダウン症の妊娠中検査

ダウン症の検査方法について、産まれた子供の染色体を検査するという他に、妊娠中にできる検査もあります。

トリプルマーカーテスト/クアトロテスト(母体血清マーカーテスト)
妊婦から血液を採取し、血液中のタンパク質などを測定。これはある先天性疾患が起きる確率を予測するものであり、いわゆるスクリーニング検査に分類される。以下の疾患が検査対象。

  • 21トリソミー(ダウン症候群)
  • 18トリソミー(エドワード症候群)
  • 開放性神経管奇形(開放性二分脊椎・無脳症)
羊水染色体検査
羊水を採取して、胎児の染色体を検査。いくつかの遺伝子疾患を妊娠時に検査することができる。
費用が自己負担で10万円ほど、と高額。妊娠16週~17週頃に実施し、結果が出るまで3~4週間かかる。
1/200〜1/300の確率で流産を引き起こす可能性があるというリスクもある。
海外ではこの検査を義務付けている国もある。

これにより、産まれる前に異常が分かった場合、堕胎・中絶などの措置を取ることが出来るとのことです。

自分たち夫婦はこのような検査をしませんでした。
娘がダウン症の可能性がある、と言われた後「検査で分かっていたらどうしたか」ということについても話し合いました。
自分たち夫婦の結論としては、
「望んで出来た子供だから、例え産まれる前に分かっていたとしても、産んで受け入れていただろう」
というものです。
人と違っていても、産まれてくる命の火を消すようなことはしたくなかったのです。
だた検査をすることで予め心の準備などが出来たかも、と思ったりもするので難しいところではありますが。
【参考ページ】