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ピンクフラミンゴMGのレコ発ワンマンへ行って来ました。
ピンフラはドラムのエロパンサー三世が空手コンドルでドラム叩いていたことから知り合ったバンドで、第一印象はギターレスでドラムとベースの手数が物凄い面白いバンド、という感じで正直売れるタイプじゃないなー、と思っていました。
でもFUJI ROCK出演からいろいろときっかけをちゃんとモノにして、営業的な実力を確実に付けていって今勢いに乗っている最中かと。もちろん音楽的な実力は既に持っている、という前提ですが。
そんなピンフラのワンマン、ちょっと押してスタート。オープニングはTYPHOON24の兄さんたち。観たのは久々でしたが、最高にパワフルな人たちがロックで真面目にふざけてる、って感じで最高に楽しいステージでした。
初めて聴いた曲でも一緒にコーラスで歌えるシンプルな楽曲はライブ向き。グダグダなMCも良かったです。
と、この時点でほぼ満員状態で、冷房も効いているんだかどうだか、という状態に。
そしてピンクフラミンゴMG。
TYPHOON24が始まる前からフロア前方はピンフラのファンの女の子で埋め尽くされていたのですが、気が付いたら数が増えてました。ちなみにその中の数人に「あ、こないだ解散したバンドの人ですよね?」と言われました。解散してないし!抜けただけだし!まぁ5月のNEVERFEAR企画にピンフラが出演するとのことなので、彼女たちはそのとき自分の間違いに気が付くことでしょう。
オープニングのYMCAに乗ってピンフラ登場。この辺りのキャッチーさもギターレスというともすればマニアックになりがちなスタイルを上手くイメージ的に相殺しているのかなと。
曲が始まるとピンフラファンの一糸乱れぬステージアクションが。所属事務所の関係でビジュアル系気味のお客さんが結構多いと聴いたことがあるのですが、納得できる光景。最初は驚きましたが、大分慣れました。というか半分くらいこれが見たいという気持ちも(笑)。
この日はゲストの参加があり、途中でMURATORIXコーナーが。バケットヘッドスタイルで百式ギターを持ってむらとりさん登場。バク転、早弾き、といつものむらとりさんが見れました。最近見てなかったので満足。
そしてLA-PPISCHのMAGUMIさんがもう一人のゲストとしてボーカル/トランペット等で参加。中学時代、LA-PPISCHを聴きこんでいた身としては自然と興奮してしまうシチュエーション。実は開演前に楽屋を挨拶がてら覗いた時、エロパンサー三世の横にMAGUMIさんがいたのですが、なんか緊張して話し掛けられなかったです。
そんなMAGUMIさん、下手するとピンフラのソウルよりも動きにキレがあり、前に出てくるなりフロアをコントロールしてしまうのは流石。さらにダイブしてサイクロンの客席の後ろまで行って戻ってくるという技も見せてくれました。ダイブの際、自分の上を通っていったのは、ちょっと感動しました(ミーハー)。
2回のアンコールを終わり、ピンフラだけで結局2時間近いステージだったのではないかと。
終演後のサイクロンはサウナ状態で、煙草を吸おうとした人のライターの火がつかないという状態に。
しかしバカテクとキャッチーな曲、そして面白MCと大変充実したライブ、とても楽しかったです。
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