GUNS N’ ROSES [ Not In This Life Time ] 2017/01/28@さいたまスーパーアリーナ

世界で一番好きなバンド、GUNS N’ ROSES(以下GN’R)!
アクセル・ローズという希代のボーカルと、スラッシュダフ・マッケイガンというスーパースターを擁したモンスターバンドだったのですが、不仲でスラッシュ&ダフが脱退。
その後は「アクセルと愉快な仲間たち」といった感じで活動していたそのGN’Rに、なんと、ケンカ別れしていたその2人が復帰との話が!
そしてワールドツアーをやるとの話が!
GN’Rは大人になってからは来日の度に観に行っているのですが、スラッシュがプレイしている自分の一番大好きなGN’Rを観たのは、「Use Your Illusion World Tour – Get in The Ring Tokyo 1993 -」の1月の東京ドーム。
つまりアクセルとスラッシュが同じステージに立っているのを生で見たのは高校1年生の時、なので実に24年ぶり
さらにツアータイトルが「NOT IN THIS LIFE TIME」、つまり「この人生ではもうあり得ない」ということ。
本人たちがどう思ってるか分かりませんが、そう言われたら居ても立っても居られないファン心理。
これは観に行かないと!
ジャパンツアーの発表に心躍り、先行予約に応募&当選!
どの席にするか迷ったのですが、3万円のVIPチケットに!
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この3万円という金額には少し心揺れましたが、「NOT IN THIS LIFE TIME」だから、少しでも近くで観たい、ということで奮発することに。

で、いよいよ当日!
物販に早めに並ぼうと思っていたのですが、なんと西武池袋線の人身事故で遠回りするハメになり、1時間ロス…。
遠回りしてなんとか会場に到着するも、グッズ売り場でまた1時間くらい待つことに。
そしてなんとかTシャツ(4000円)2種類とパーカー(7500円)を購入!
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また「黒い服ばかり」と家族に言われそうですが、これはもう最初から買おうと思って予算組んでいたので、問題なし!
そして物販出たらnoTOKYOのLINDAとスタッフ アコちゃんが待っててくれました。優しい。
しかし二人はスタンド席だったので、一しきり盛り上がった後は別行動。
VIPスタンディングは入場口が別。
クロークは帰りの混雑を考えて使わず、荷物をコンパクトにしてVIPエリアへ。自分のエリアはアリーナの右前方。
そしてオープニングアクトのMAN WITH A MISSIONがほぼ定刻にスタート。


オープニングアクトだからなのか、音のバランスがいまいち。ギターがほとんど聴こえませんでしたが、全体的に盛り上がっていました。
以前MUCCがオープニングアクトだったときは、客層があまりに違うのでお通夜みたいな雰囲気が否めませんでしたが、結構テレビなどの露出も多いバンドだからか、一緒に歌う人も多かったです。
あとGN’R大好き!というのを全面に出したMCも好感度向上に一役買っていた模様。
個人的には機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのの主題歌が聴けて満足でした。
そしてオープニングアクト終了から50分以上待たされることに。
いや、待つのは良いのですが、スタンディングなので立って待つのが辛かったです。
待っている間に撮った写真など。
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そしていい加減待つの飽きてきたな~疲れてきたな~、というときに、開始のアナウンス!
1曲目”It’s So Easy”のイントロで、それまでのグダグダした気持ちが一気に吹っ飛びました。
GN’Rだー!!
本物だーー!!!
アクセルとスラッシュとダフだーーーー!!!!
そこで客席がズズズ…と前に動いたので、人の波に乗りながら前方へ。
するとなんとステージまで10mくらい(冷静になって何回も目測したので間違ってないはず)の位置まで進めました。
しかも自分のいる丁度目の前の位置にスラッシュ用のフットペダル(スラッシュはワウペダルを多用するので、ステージのあちこちに操作用のペダルコントローラが設置されている)があるらしく、2曲目”Mr. Brownstone”では、自分の目の前で腰を据えてギターソロを全部弾いてくれるという状況に!
大きなスクリーン観なくても、肉眼でスラッシュの手元が確認できる距離なのがこれまた贅沢。距離的には同じ部屋にスラッシュがいる感覚です。
2013年のOZZFESTでも手元観られるレベルの近さで拝めたのですが、やっぱりGN’Rで弾いているスラッシュは格別です。
そして3曲目にはスラッシュが脱退後に制作された「Chinese Democracy」のタイトル曲の”Chinese Democracy”。
この曲スラッシュが弾くんだ!と興味深々で注目してたら、音源やこれまでのメンバーはリフの休符部分でキッチリミューして弾いてたフレーズを、凄いルーズに弾くスラッシュ!
もう「この曲俺の曲じゃないけど、俺が弾くからには好きにやるぜ」という雰囲気満々で、それがまたスラッシュのいるGN’R感が満載で良かったです。
特に後半の展開は、ワウ踏みながら(これもまた目の前の位置で!)、好き勝手に弾いてくれて、色々レアだし感動だし良かったです。
ちなみにギターはB.C.Rich緑色のビッチモデル。あまりスラッシュが弾いてるの見たことないやつだったので、新鮮でした。
そしてそこからの”Welcome To The Jungle”!
もういつ死んでも後悔しません。
ちなみにスタンディングなのに、自分の周りはモッシュもダイブもなくてとても安全で、ゆっくりステージ拝めました。
スラッシュだけじゃなく、アクセルやダフも近くに来てくれます。
ステージが近いので、カメラが捉えてないときの雑な感じのメンバーを肉眼で捉えられるのも鼻血ものの状況。ソロとかでピックアップ切り替える前にスラッシュもリチャードもちゃんとボリューム上がってるかどうか確認するの、俺と同じだ!と親近感沸いたり。
ちなみにもう一人のギタリスト、リチャード・フォータスがスラッシュを支えてきっちり仕事しているのですが、曲終わりで、ギター交換のために小走りでスタッフのところまで行くスラッシュを確認せずに次の曲を弾き始めてしまい、スラッシュが慌てて合わせてくる、なんて場面が確認出来たのもファンとしてはニヤリとしてしまうポイント。
で、ここまでスラッシュの話ばかりでしたが、アクセルも相変わらず太ってましたが、声の調子も良かったです。
MC殆どしないアクセルですが、しかしアクセルがいるとやっぱりガンズなんだな〜と再確認。
ちなみにスクリーンは3つあり、メンバーを映す以外にも、色々と曲に合わせた映像を流していました。
なかなかかっこいい映像が流れていたのですが、メンバーそこにいるのにわざわざスクリーン観ないので、あまりよく観てませんでした。
しかし”You Could Be Mine”のスクリーンに出てたターミネーター風スラッシュ(むしろスラッシュ風ターミネーター?)はカッコよかったです。あのデザインのTシャツ欲しい。
そんな”You Could Be Mine”ではやっぱり赤のモッキンバードを弾いていました。
これもあの何回も観たMVと一緒だー!と昔を思い出してテンションあがるの巻。
それ以外のスラッシュはやはりレスポールメイン。やっぱり一番似合いますね。
レスポールも、色々ギターチェンジしていました。またギター雑誌でチェックしないと…!
一方ダフはベース全然替えてなかったような気がします。
着替えも3回くらいしてたような。”Civil War”からジャケット羽織っていたダフもかっこ良かったです。
後半ではMOTORHEADのTシャツ+キャップというスタイルに着替えてました。
アクセルとスラッシュは随分ガチムチになりますたが、ダフはスリムな体形維持しているので何着てもカッコいいですね。
見た目の話だと、キーボードのメリッサが緑髪のツインテールという初音ミクスタイルで可愛かったです。
凄いぴょんぴょん跳ねながら演奏しているのも良かったです。
一方ディジー・リードとドラムのフランクは毎回のごとくあまり目立たず。プレイヤーに徹してましたね。
というか何度も書いちゃいますが、この近さがたまらないです。
同じ部屋にいるアクセルとスラッシュとダフが俺のためにこっち向いて歌ったり演奏したり(多分)目を合わせてくれたりしてる気分で、心理的にはスタジオライブしてくれてるくらいの距離感。
高校時代、東京ドームの遠くの席で観てた自分に自慢してあげたいです(笑)。
アンコール1曲目の”Don’t Cry”ではアクセルが猫のついた可愛い帽子被って出てくるという場面が!
「かわい〜!」という客席からの反応に照れ笑い(アクセルの照れ笑いとか見られると思ってなかった!!)し、帽子を後ろ向きに被りなおすアクセルが良かったです。
そして最後はやっぱり”Paradise City”。
もちろんVIP席に降り注ぐ、お約束の紙吹雪もキャッチ。
ライブ中、スマホで写真や動画撮影している人が沢山いましたが、自分は見逃したくないライブ中は五感をフルにして楽しみたい派なので、特に演奏中の写真はなし。
まぁプロのカメラマンが入ってるんだから、下手な写真撮らなくても良いかなと。
で、それだけでは寂しいので、終演後のステージを撮影。
こんな距離感でした。
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帰りは予想通り行列になっているクロークを横目に、リンダとアコちゃんと合流してワイワイ盛り上がりながら帰りました。
3万円払っただけの甲斐がありました、楽しかったー!!
やっぱり世界で一番好きなバンドです。
【2017/1/28 Guns N’ Roses Set List】

  1. It’s So Easy
  2. Mr. Brownstone
  3. Chinese Democracy
  4. Welcome to the Jungle
  5. Double Talkin’ Jive
  6. Better
  7. Estranged
  8. Live and Let Die (Wings cover)
  9. Rocket Queen
  10. You Could Be Mine
  11. New Rose (The Damned cover)
  12. This I Love
  13. Civil War
  14. Coma
  15. Slash Guitar Solo~Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather)
  16. Sweet Child O’ Mine
  17. Used to Love Her
  18. Out Ta Get Me
  19. Wish You Were Here(Pink Floyd cover / Slash & Richard Fortus guitar duet)
  20. November Rain
  21. Knockin’ on Heaven’s Door(Bob Dylan cover)
  22. Nightrain
  23. Encore:
  24. Don’t Cry
  25. The Seeker(The Who cover)
  26. Paradise City

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以下、当日&翌日の様子を公式Twitterより。


かわいい帽子のアクセル。




1件のコメント

  • [ 道場破り Vol.14 ] ありがとうございました!

    毎度のごとく遅くなりましたが、[ 道場破り Vol.14 ]ありがとうございました! この日はコンピレーションアルバム【道場破り】の発売記念ということで、…

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