幸せのちから
2009-09-04
1980年代。
妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。
ついには、妻が出て行き、家を追い出され、預金も底をついてしまう。
そんなクリスが最後に選んだ道は自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。
しかし6か月無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。
愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。
主演のウィル・スミスと、その実の息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスの親子共演。
どっちも観る者の心を揺さぶる良い演技しています。
というかウィル・スミスって今までコメディ色の強い役者なのかな?と勝手に思い込んでいたのですが、こんなにシリアスで渋い役もできるんだ!と感心。
そして男親である自分としては、クレイマー・クレイマー観た時と同様、息子と2人で困難に立ち向かう、というシチュエーションに感情移入しすぎてやっぱり涙腺崩壊。息子がこれまた健気で可愛い!ちなみにうちの子も健気で可愛いです(親バカ)。
しかし一つひっかかったのは、「幸せ=お金」とつかもう!といういかにも資本主義&アメリカンドリーム的なテーマ。
やっぱり現代社会ではお金なければ何もできないんですね。
父親として、一家の長として、しっかり働いて稼がないと!と妙なプレッシャーも受ける作品です(笑)。
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幸せのちから
親子の愛は強く美しい