パシフィック・リム
深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン”KAIJU”。
それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。
“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる”ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく。
いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって一度はパイロットをやめた男(チャーリー・ハナム)と、実戦経験のない新人(菊地凛子)という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。
彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう。
2人の力を合わせて巨大ロボットをあやつり、怪獣(KAIJU)を倒す!
男子のツボをつく二大要素をこれでもかと見せてくれる最高のエンターテインメント映画です。
主人公ローリーたちの乗り込むイェーガーであるジプシー・デンジャーも「ロケットパンチ」や「チェーンソード」など、その攻撃方法もゾクゾクします。
日本語吹き替え版は声優も杉田智和、林原めぐみ、玄田哲章、千葉繁、古谷徹、三ツ矢雄二、池田秀一と豪華!
ケンドーコバヤシも良い仕事してました。
ストーリーはかなりアメリカっぽい感じですが、舞台が香港ということでアジアの猥雑な雰囲気や、基地のスチームパンクな雰囲気など、アニメ/SFファンのツボをつくような場面が多いです。
また”KAIJU”の秘密に迫る辺り、なかなか納得のいく解釈もされていて、説得力がありました。
とはいえ、余計な説明は要らないと思います。
全てのロボットアニメファン、怪獣映画ファンに送る一本です。
あー面白かった!