[ LOUD PARK 14 ] 2014/10/18@さいたまスーパーアリーナ

2009年から実に5年ぶりに参戦のLOUD PARK!
開催からもう2か月以上経ってますが、ようやく落ち着いてBlog書ける時間が出来たので、超遅ればせながらライブレポなど。

MANOWAR目当てで1日目だけ参戦したのですが、肝心のMANOWARがまさかのキャンセル
えー、と思いながらも、他にも観たいバンド沢山あったので予定通り参戦することに。
入場!
開場につくと既に無数のメタルヘッズが入場待ち。
テンション上がってきました!
MANOWAARキャンセルのお詫びか、ドリンクチケットが無料配布。
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そしていざ開演!

仮面女子
オープニングは地下アイドルユニット。しかしそのバックバンドが
Guitar:DAITA(BREAKING ARROWS/ex SIAM SHADE)
Bass:山下 昌良(LOUDNESS)
Drums:真矢(LUNA SEA)
という豪華メンツ!
サウンドも豪華で、パフォーマンスも派手で、オープニングアクトとして盛り上げ役の仕事は十分果たしていたかと。予想外に楽しめました!
最初はアリーナ席も空いているのでゆっくり観られました。
BATTLE BEAST
本編1バンド目はフィンランドの正統派メタルバンド。ACCEPTのウド・ダークシュナイダーを彷彿とさせるハイトーンボイスが印象的な実力派。
古臭いながらも、しっかりとしたテクニックで独自の世界観を伝えてくれました。これぞLOUD PARK、これぞヘヴィメタル!というステージ。今後チェックしたいバンドがまた増えました。こういう出会いがあるからフェスは楽しいです。
Marty Friedman
もう「元MEGADETH」という肩書とは離れて独自の活動を展開しているマーティ。ベースの人観たことある…と思ったら、昔対バンしたことある方でした。世間狭いな!
内容はボーカル無しのインストゥルメンタル中心、ということで大きな盛り上がりはまく、ややまったりムード。
後半に向けてスタンド席で体力温存しながらゆっくり楽しみました。
この後でex-NEVERFEARのアツシと合流。昨年のOZZFEST以来だったので、約1年5ヶ月ぶりの再会でした。
Vandenberg’s Moonkings
ex-WHITESNAKEという80年代ハードロック大好きっ子にはたまらない、エイドリアン・ヴァンデンバーグ率いるバンド。彼らしいブルース系ハードロックが中心でした。
WHITESNAKEの”Here I Go Again”もやってました。名曲を生演奏で聴けるとやっぱりテンション上がります!
LOUDNESS
未だ第一線で日本のヘヴィメタル界を引っ張っているLOUDNESS登場!高崎晃の真骨頂を今回も堪能できました。
しかしPAがあまり良くなく、名曲の数々の迫力がいまいちだったのは少し残念なところ。
“LOUD”NESSという名前だけあって、”LOUD” PARKの日本の常連バンドとしてこれからもジャパンヘヴィメタルの魅力を伝え続けていって欲しい!と思いました。
SOILWORK
昨年の2枚組アルバム「Living Infinite」が傑作だったので、かなり楽しみにしていたSOILWORK!
AMARANTHE待ちでアリーナ席に降りて場所取りしつつ観戦。
しかしどうもPAの調子がこちらもよろしくなく、迫力に欠けるステージだったのが残念です。
もっとベストな状態で観たいので、是非また来日して頂きたい!と強く思いました。
AMARANTHE
最近ハマっている、トリプルボーカルのパワーメロディックメタルバンド。クリーンな女声と男声、そしてデスボイスが絡み合うキャッチーな楽曲が耳に残ります。このとき発売されたばかりの3枚目のアルバムは未チェックだったのですが、その前のアルバムから好きな曲を沢山やってくれたので満足。
結構前のポジションで楽しめたのも大きかったです。
DOWN
ex-PANTERAのフィル・アンセルモ率いる重低音バンド。少し食事休憩しつつ、観戦。観るの2回目かな。
相変わらずミドルテンポ以下のリズムで地を這うようなグルーヴを轟かせていました。
あと他の共演者の悪口言ったり、最後の曲でスタッフに楽器演奏させたりといったノリも変わってなかったです。
RAGE
LOUD PARKにくる客層で「レイジ」と言ったらRAGE AGAINST THE MACHINEではなく、真っ先にこっちのジャーマンメタルの雄を思いつくべき。
観るのは初めてなのて楽しみにしていました。
この日の出演者の中で一番演奏が安定していたのでは、という程の素晴らしいステージ。
“Higher Than The Sky”で客席全体で歌った時は震えました。
ただのベテランバンドではなく、「とんでもなく素晴らしい」ベテランバンドでした。
DRAGONFORCE
もはやLOUD PARKの宴会芸!と言っても良いくらいのメロディック「超」スピードメタルバンド。LOUD PARKでしか観てませんが、観るの3回目。
相変わらずの超速弾きは健在。
途中でギタリスト、ベーシスト、キーボーディストがそれぞれ相手の指板(キーボードの場合は鍵盤)を押さえて演奏、という芸も健在でした。
速弾きもあそこまで突き詰めるともうなんだかよく分かりません。面白かったけど。
そしてハーマン・リの頭髪が薄めになってきていたのが気になりました…。
ARCH ENEMY
ボーカルがアンジェラ・ゴソウからアリッサ・ホワイト=グラズに交代してから、初めての来日公演。
しっかりアリーナ前方のポジションをキープ。
1曲目がARCH ENEMYの楽曲の中で一番大好きであり、且つイントロがゾクゾクするほどカッコいいランキング(O.K.Z.調べ)の常に上位にランクインしている”Enemy Within”だったので、嬉しくて涙出ました。
アリッサはアンジェラのアマゾネス然とした「姐さん」キャラとは違い、ステージ上を走り回る「お転婆娘」といった雰囲気。しかし歌唱はアンジェラに匹敵する、見事なデスボイスを披露してくれました。
演奏もキレていて、新旧の名曲を取り混ぜてたっぷり演奏してくれたので満足。
MANOWARが観られなかった不満を一気に取り払ってくれるような、素晴らしいステージでした。

そんなこんなで蓋を開けたら大盛り上がりだったLOUD PARK14。日本にまだまだこれだけメタルヘッズ(ファン)がいるなら、日本の未来は明るいですね。

当日の戦利品は、ARCH ENEMY長袖Tシャツと、ソニッカートのブースで見つけたGUNS N’ ROSES風味のTシャツ。
本日の戦利品。アーチエネミーの長袖Tシャツと、ソニッカートのブースで見つけたGuns N' Roses風味のTシャツ。
というわけで今回も楽しかったです。
ヘヴィメタル万歳!