華氏911

B0001X9D68華氏 911 コレクターズ・エディション
ドキュメンタリー映画 マイケル・ムーア
ジェネオン エンタテインメント 2004-11-12

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アカデミー賞で『ボウリング・フォー・コロンバイン』が受賞したときのスピーチそのままに、マイケル・ムーア監督がブッシュ大統領を徹底批判するドキュメンタリー。ブッシュが大統領に当選した際のフロリダでの選挙疑惑や、同時多発テロ前後の彼の行動、ブッシュ家とビンラディン一族の意外なつながりなど、経歴や言動から大統領としての資質を問い正す。

戦争の悲惨さを訴えるだけでなく、何故戦争が起こったか、イラク戦争は必要だったのか、を問いかけている作品。
ブッシュがビンラディンと繋がっていたとかはこの映画の主題ではなく、それを知って、じゃあ民主主義のアメリカ国民はどういう選択をすべきか?というのをこの映画は語りかけているのかと。
そして日本人の自分にとってはアメリカと国交が深い日本の政治家たち、「表現の自由」とは名ばかりの、報道規制の多いメディアの現状、そいういうものについても考えるきっかけとなりました。
利権のために暴走する政治家たちを誰が止められるのだろうか?
この手のドキュメンタリーを観る度、本当に悪い人たちは最後まで止まらず、そして捕まえられないじゃないのかと。
あとBGMの選曲がいいです。
終始シリアスではなく、コミカルな演出を入れることで問題の深刻さが際立って印象付けられます。


華氏911の真実 マイケル・ムーアへ―戦場から届いた107通の手紙
華氏911 オリジナル・サウンドトラック 触発「華氏911」