「宇宙の迷路」 刊行記念イベント

宇宙の迷路
宇宙の迷路

posted with amazlet at 11.08.02
香川 元太郎
PHP研究所

ベストセラー「遊んで学べる」迷路シリーズの第8弾!
精緻に描かれた宇宙の世界には、さまざまな迷路やかくし絵が仕掛けられている。そうした迷路やかくし絵に挑戦しながら、「宇宙基地」から「謎の惑星」までを宇宙旅行する。ゴールに到達するためには「魔法の石」を10個みつけなければならない、という設定だ。
具体的には、「宇宙基地」「春と夏の星座」「宇宙ステーション」「月の世界」「太陽系」「もえる太陽」「火星探検」「土星のリング」「星の一生」「はるかな銀河」「謎の惑星」の12場面がある。
「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、遊び感覚で覚えられる。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、時代の寵児である宇宙飛行士たちが似顔絵で登場している点も見逃せない。
迷路と謎解きの旅に、さあスタート!

息子も親も一緒になって楽しんでいる迷路シリーズの新刊発売記念イベント夏休み特別企画『宇宙の迷路』刊行記念 香川元太郎さんと『宇宙の迷路』で遊び、宇宙について学ぼう!に参加してきました。
作者である香川元太郎さん、その監修をされたという国立天文台縣秀彦准教授、そしてJAXAの的川泰宣名誉教授が出演されるというイベントです。
PHP研究所にお勤めの知人の紹介で参加できることになりました。


入場後、会場の物販でまずは「宇宙の迷路」を購入し、サイン会の整理券をゲット。
そしてイベント内で使用するという迷路が印刷された紙を2枚いただきました。これは「宇宙の迷路」内の10個の迷路のうち2個をカラーコピーしたもの。
時間になると司会の方の紹介の後、まずは香川元太郎さんが登場。
迷路作家ってどんな人なんだろう、と思っていたらNHK教育テレビのお兄さんさながらのノリで、子供たちのハートをがっちりキャッチ。
こういうイベント沢山経験しているのだろうな、と思われる立ち振る舞いでした。
そして子供たちと一緒に、入り口で配られた「宇宙の迷路」の中の2つの迷路をしたり、隠し絵探しをしたり。
この隠し絵探しがこの迷路シリーズの肝で、大人でもかなり楽しめます。
香川さんの次には縣(あがた)准教授が「宇宙の大きさはどれくらいか」「1光年とはどれくらいの距離か」ということを、宇宙空間のシュミレーションツールを使って子供にも大人にも分かりやすく教えてくれました。
ちなみに1光年は9兆4600億キロメートル。気の遠くなる数字です。
織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)は15光年離れているので、携帯で電話してもひとつのやりとりが往復30年かかる、などの例で説明してくれたのでその途方もないスケールがなんとなく理解できました。
三番目はJAXAの的川名誉教授。
この方のお話は完全に大人向きだったので、子供は大変退屈して、息子はなんとなく仲良くなった隣の席の男の子とずっと遊んでましたが(笑)。
内容は昨年地球に帰還してきたはやぶさと震災について、そして日本人についての話。
被災地でスーパームーンを一緒に見た被災した子供たちのうち、それまで海を避けていた子が「また海が観たい」と言った、というエピソードなどはぐっときました。
最後に出演者3名に対してのQ&Aコーナー。
息子もなかなか良い質問考えて頑張って手を挙げたのですが、他にも質問者が多くて選ばれず。
迷路の作り方の質問からはやぶさ2についての突っ込んだ質問まで、いろいろな質問が飛び出して面白かったです。
そしてイベント終了後は香川さんのサイン会。
名前のスタンプまで迷路!
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最後に、イベントを紹介してくれたPHP研究所のIさん、ありがとうございました!