NPO法人アクセプションズに参加することになりました

ダウン症のある人が暮らしやすい社会にしよう、という趣旨のNPO法人「アクセプションズ」にこの度正式に参加することになりました。

ダウン症という病気に今まで興味のなかった人たちも是非イベントなど通じて理解を深めてもらい、普通の人と同じように接してもらえる社会作りに貢献したいと思います。

以下、アクセプションズのWebサイトにあるメッセージ抜粋。

アクセプションズと申します。
ダウン症がある子を持つ親が集まって立ち上げたまだまだ小さな団体です。
私たちのページに来てくれてありがとうございます。

私たちは、想いがあります。
それは障がいのある人も、差別なく暮らしやすい社会にすることです。
ダウン症がもっともっと一般的になり、みんなに暖かく見守って貰える、そんな社会です。

欧米で暮らしたことがある同じくダウン症がある子を持つ親が、口々に言います。
欧米のほうが暮らしやすいと。
ダウン症があるお子さんが生まれたことで、生活の場を海外に移した人もいます。
アメリカ人の方からは、日本人の障がいを持っている人への考え方が、アメリカと比べて20年も遅れてるとも言われました。
日本はそんなにも暮らしにくいのでしょうか。

ある時、衝撃的なデータを見ました。
障がいを持つ人を前にした時に意識してしまうかどうかを調査した、各国の調査結果です。
日本では「あまり意識をしないで接する」という人が36%でしたが、
比べて欧米では、同じく「あまり意識をしないで接する」と答えた人は90%近くでした。

この差はどうしてでしょうか。
宗教も国民性も違いますし、一概に理由は言えません。
日本人の独特の配慮の仕方もあると思います。
しかし、感覚的には理解できる数字です。

なぜなら、私たちもダウン症がある子を持つ前は同じだったからです。
正直言うと、ダウン症の事もあまり知りませんでした。
意識してしまうのは現在の日本では、普通の感覚だと思います。

でも今、私たちは少しでもこの状況を変えたいと思っています。
欧米と同じく、障がいを持つ人が街を自由に歩き回れて、温かい目線で皆が気軽に声を掛けられるような、
そんな世の中になれば良いと思っています。

これまで「ダウン症」に縁のなかった人たちにもイベントに参加してもらったりできると良いかと思います。

というわけで活動の場がまた一つ増えましたが、回り回って娘のためになることを考え、一人では出来な社会的な活動を推進していきたいと考えてます。よろしくお願いします!