[Report] 打首獄門同好会 “新型コロナウイルスが憎いツアー2020~2022 ツアーファイナル「新型コロナウイルスが憎かった」”

名前は怖いけど曲は緩い生活密着型ラウドロックバンドとして知られる打首獄門同好会(以下 打首)。

打首に初めて出会ったのは2007年、No Returnで対バンし、その後No Returnの企画やMalignant Co.のライブに出演してもらっていましたが、その後地道かつ精力的に活動をし続け、2018年には武道館公演を…とあれよあれよと遠い存在に。

しかし我が家では子供たちも含め、みんな楽曲がお気に入り。MVも家族で楽しく視聴していました。


そんな打首獄門同好会が2020年に行うはずだったツアーファイナルが新型コロナウイルスの急速な感染拡大によりキャンセルし、無料配信に切り替え。

そのあとも数回にわたりツアーファイナルイベント「のみ」がキャンセルになり、ついに悲願のツアーファイナルを実現。

しかも今回は「声出し解禁」と、これまでのコロナ禍でライブハウスが悪者にされていた要因の一つが解禁。これはうれしい要素。

さらに、ワクチン3回以上接種の証明書などの提示でチケットが割引になる「イベント割」も導入と、出会った頃から一貫してオーディエンスのことを考える打首のスタンスが細部まで行きわたっておりました。

会場は2020年7月にオープンしたぴあアリーナMM

今回は子供も「観たい!」というので家族5名で参戦。スタンド席の「声出し可能エリア」を選択。


入場の際には「デリシャスティック」用と思われる、うまい棒がスタッフから全入場者に配布。

出会った頃はメンバーが自分で配っていたな…と思い出しました(笑)。

そして開始早々、YouTubeでおなじみの「10極放送局」の新作が放映。いやー、これ楽しみにしてました。最初から爆笑させられ、そして本編スタート。

ここからの詳しいレポートは以下の記事に詳しく書いてありますので省略(笑)。

と、ここから先は自分の感想を。

何より、以前に観た時よりも、プレイヤーとしてもパフォーマーとしても数段パワーアップしたことを見せつけられました。

周りの演出の豪華さや創意工夫にも大変感心しましたが、演奏の安定感は以前の比じゃないですね。ぴあアリーナMMの音の良さも相まって「いま」の打首のサウンドをとことん堪能できました。

ライブハウスでも、このようなホールでも、等身大ながらもお客さんをフルに楽しませようという創意工夫に満ち溢れているのが、15年前から一貫していることも凄いこと。

この日、彼らの色々な思いが詰まったツアーファイナルに参加出来て、本当に良かったです。

●セットリスト
01. ニクタベイコウ!
02. デリシャスティック
03. 筋肉マイフレンド
04. 死亡フラグを立てないで
05. TAVEMONO NO URAMI
06. 牛乳推奨月間
07. はたらきたくない
08. 猫の惑星
09. カンガルーはどこに行ったのか
10. New Gingeration
11. シュフノミチ
12. まごパワー
13. 布団の中から出たくない
14. 私を二郎に連れてって
15. 鬼の副長HIZIKATA
16. 島国DNA
17. きのこたけのこ戦争
18. 日本の米は世界一
19. 地味な生活

Encore
20. 換気パッパ by ひらけ!カンキッキ
21. 明日の計画

打首獄門同好会/ぴあアリーナMM 2022.12.10 邦楽ライブレポート|rockinon.com

以下、万人に観て欲しい打首のMVたち。(この日演奏した中から、特に好きなやつセレクション)


今回やってほしかったけどやらなかった曲。


出会った頃の動画。

以下、2017年に長男とワンマン行った時のインスタ投稿。

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