ALWAYS 三丁目の夕日
2007-02-01
ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 吉岡秀隆 西岸良平 山崎貴 バップ 2006-06-09by G-Tools |
昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。
(Amazonより)
西岸良平のコミックの映画化。原作の良い所を上手く映像化した、傑作でした。
昭和33年という時代を体験していない自分ですが、日本人として今まで生きてきた中で体験し、吸収してきた「昭和の記憶」というのは確実に自分の中に根付いており、そうした記憶と映像がリンクすることでどんどん映画の世界に入り込んでいけました。
全編が日本で生まれ育った人ならば共感できる文化、感情に溢れています。
内容も安っぽいヒューマンドラマではなく、時代を反映し、ノスタルジックな気分の中で優しい気持ちになれる作品。「泣ける」という前評判通り、まんまと泣けました。
最後の夕日のシーンも最高。
日本人なら一回は観ておきたい作品かと。
続編の製作も決定しているということなので、いまから楽しみです。