ゼロ・グラビティ

君は生きて帰れ。”必ず生還する”と誓うんだ――。
地表から60 万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。
スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。
漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった一本のロープのみ。他の乗組員は全員死亡。NASA との交信も断たれ、残った酸素はあとわずか。
次々と襲いかかる危機を突破し、果たして地球に無事生還することができるのか…!?

どうやって撮影してるのかわからない、リアルで美しい宇宙空間での様子にまず目を奪われます。
「リアル」と言っても、今まで宇宙空間に実際に行ったことはないのであくまで知識ベースの上での宇宙空間を、想像可能な中でも最上級の内容で再現しています。
最初はいったいどうやって撮影してるんだろう?ということが気になりますが、物語はあっという間にそれどころじゃない展開に!
宇宙空間で孤独になるってことが、どれだけ精神的にキツいものか、極上の映像だからこそビシビシと伝わってきます。
そして危機に次ぐ危機!全編ドキドキしっぱなしでした。
最初に観たのが出張中の飛行機の中だったので、その状況もあって二倍にドキドキしました。
無重力のサンドラ・ブロックも良いです。