[ヘッドセット] AfterShokz OpenComm
理想の会議デバイスを求めて
昨年より仕事がずっと在宅勤務になり、仕事&役割上ほぼ一日中何かの会議の日々でした。
そのため、会議をスムーズに進めるため、そしてストレスフリーな会議デバイスを求めて試行錯誤していました。
現在の会社のWeb会議の環境はバーチャルデスクトップ(Amazon WorkSpaces)を使ってるのですが、その環境経由の音声品質が悪く、Web会議を行うと30分に1回くらいの頻度で音声がバリバリと割れてしまうという課題があります。
それが故に画面はPC、音声は会社貸与のiPhoneで会議するというスタイルが社内の事実上の標準環境になっています。
そのような前提の上、会社貸与iPhoneに接続して使う最適なデバイスを求めて、試行錯誤していました。
これまで試してみたもの
ゲーミングヘッドセット(VANKYO CM7000)
音質は良くて快適。しかし暑くて蒸れるので、息子に譲りました(結果息子もそんなに使ってない)。
あと見た目ゴツいのでこちらの映像をオンにして会議する場合、違和感を持たれる場合もあります
iPhone標準 有線イヤホン
会社からの貸与品セットに同梱。なんか自分の耳には馴染まなかったです。Apple製のイヤホンはどうも苦手。
インナーイヤー型 Bluetoothイヤホン(AVIOT WE-BD21d)
音楽リスニング用に購入し、愛用してるもの。音質はとても良い。通勤時の音楽鑑賞には最高です。
無線なので動き回れるのは良いのですが、インナーイヤーが故に、外の音が聞きとりにくい状態で話すと、必要以上に大声になって喉が疲れることが分かりました。。
オープンイヤー型 Bluetoothイヤホン(SONY SBH82D)
快適だけど、マイク感度がいまいちだった
(外音聞きたいときのリスニングには問題ないので愛用中)
iPhoneスピーカーモード
これは耳にとっては負担がとても少なく、快適です。
ただし自分がマイクから離れると先方が聞こえづらくなるため、意識的にスピーカーに向かって話すことになります。その結果、なんか猫背気味になって肩が凝ることになりました。
また秘匿性が高い話をする場合、家庭内とはいえ聞かれるこのによる情報漏洩リスクはあります。
そして骨伝導へ
そんな中、骨伝導イヤホンをオススメされたので、色々物色した結果、昨年末くらいから各所で話題になっていた骨伝導ヘッドセットAfterShokz OpenComm。
参考にしたのはこのあたりの記事です。
- テレワークに最適! 骨伝導ヘッドホン「AfterShokz OpenComm」レビュー(マイナビニュース)
- 5分の充電で2時間使える骨伝導ヘッドセット。耳を塞がずテレワーク出来る(GIZMODO)
- 【新色登場!】クラウドファンディングで、8,200万円以上もの支援を集めたAfterShokzの骨伝導ヘッドセット「OpenComm」いよいよ一般販売開始!(PR TIMES)
- 取説にも書いていない!テレワーク時代の最強ヘッドセットAfterShokz OPENCOMMの裏技(窓の杜)
というわけで年始休み中に発注し、無事に入手。装着した様子はこんな感じ。
年明け早々から毎日平均5-6時間以上Web会議をしてみた結果の、メリットとデメリットを以下にまとめました。
【メリット】
- 耳を塞がないので、外の音も聞こえる
- 家族に突然話しかけられても自然に対応でき、お互いストレスが軽減できる
- 来客(宅配便とか)のチャイムも聞き逃さない
- 声があまり大きくならないので、長時間の打ち合わせでも喉疲れない
- 耳に負担が少なく、痛くならない
- こちらの声もクリアに伝わっている
- 録画されたWeb会議の再生で確認、問題ありませんでした
- 特にノイズキャンセリングマイクが優秀な模様
- iPhone経由のみでなく、自分のPCからのZOOM会議でも問題ありませんでした
- 無線なので部屋や家のなか歩き回りながら会議できる
- バッテリー長持ち(公称16時間)
- 5分充電で2時間持つ(らしい)
- 軽くて目立たない
- 33gと軽いため、一日中装着していても首や肩、その他への負担がほとんどないです
- 昼食時や休憩時につけっぱなしでも違和感ないため、装着したまま家族と食事していても変な感じにならない
- ロゴに「OKZ」が入ってる
- 愛着が半端ないです。
【デメリット】
- 充電端子が独自規格で、USBケーブルの使いまわしが出来ない
- コロナ禍においてはほぼ在宅勤務で自室でしか使わないので、USBハブのポートを一つ使ってしまう以外には大きな問題にならない
- 音量を上げて長時間使うと、頭が痛くなる気配がある
- まだ実際痛くなってないけど、このまま大音量で使い続けたら頭痛くなりそうだなー、と感じました
- 対策としては、音量調整すれば大丈夫
- 音楽鑑賞には向かない
- 低音が物足りない、ので音楽鑑賞は別のイヤホンが良いです
総括
ということで、2021年1月時点でのテレワークにおけるWeb会議デバイスとしては、決定版と言えるくらい満足しています。
ただし新製品は日々開発されているので、今後より良いものを見つけたらまた調べていきたいと思います。